高出力コア: 6000W~20KWのレーザー範囲、最大25mmの厚肉管材を切断(低出力モデルでは≤15mm)。安定した大口径管材クランプを実現するサイドマウント旋盤と組み合わせ。
主な仕様: Φ15~500mm丸管/15×15~500×500mm角管; 長さ5500~6500mm; ±0.03mm X/Y精度; 2Tの堅牢な構造(9620×2950×2080mm)。
適合: 重機、石油パイプライン; 高出力により、二次加工なしで厚肉/大口径管材に対応。
| モデル | QH-GS-6012 |
|---|---|
| 切断可能径 | 丸管: Φ15~500mm 角管: 15*15mm~500*500mm |
| 管材長容量 | 5500~6500mm |
| 機械重量 | 1.7T |
| 寸法(L*W*H) | 8500*1380*2050mm |
| レーザー出力範囲 | 6000W~20KW |
| 位置決め精度 | ±0.03mm(X/Y軸) |
| 再位置決め精度 | ±0.03mm(X/Y軸) |
| 対応管材タイプ | 丸管 / 角管 |
高出力による厚肉管材加工の実現: 6000W~20KWのレーザー出力は、低出力マシンの制限を直接的に解決し、厚肉管材(10~25mm、例:20mm炭素鋼パイプライン管)を1回のパスで効率的に切断します。高出力がない場合、このような厚肉管材は複数回の切断が必要となり(加工時間が150%~200%増加)、切断後の研削が必要になります。QH-GSはこれを排除し、滑らかでバリのないエッジを維持しながら、全体の作業時間を40%~50%削減します。
大口径厚肉管材の高速切断: 大口径管材(Φ300~500mm、例:重機用Φ400mm角鋼管)の場合、高出力(12KW~20KW)により、3000W~5000Wのマシンと比較して切断速度が60%~80%向上します。たとえば、5500mm長のΦ400mm丸管(15mm肉厚)の切断は、QH-GSではわずか8~10分で完了しますが、低出力の代替機では18~22分かかります。これは、大量生産の納期を守る上で重要です。
サイドマウント旋盤による高出力安定性の向上: 高出力レーザーの動作は、より多くの熱と振動を発生させ、クランプが不十分な大口径管材をずらす可能性があります。QH-GSのサイドマウント旋盤は、管材を側面からクランプ(上部マウント設計と比較)し、管材の表面全体に圧力を均等に分散させます。これにより、高出力切断中の滑りや変形を防ぎ、±0.03mmの精度を維持します。これは、0.1mmのずれで漏れが発生する可能性のある石油パイプライン接続など、精度が重要な用途に不可欠です。
高出力による幅広い材料と仕様の互換性: 6000W~20KWの範囲は、多様な管材(炭素鋼、ステンレス鋼、合金鋼)と厚さに適応します。たとえば、6000W~10KWは1~15mmのステンレス鋼管(食品加工で一般的)に対応し、12KW~20KWは15~25mmの合金鋼管(重機で使用)に対応します。これにより、さまざまな管材タイプに対応するために複数のマシンを必要とすることがなくなり、さまざまな管材仕様を処理する企業にとって、設備投資コストを30%~40%削減できます。